当院によく寄せられる矯正治療に関するご質問をまとめ、回答とともに掲載しております。
矯正治療に関する不安や疑問がある方は、まずはこちらをご覧ください。
Q&AFAQ
Q&A

- 矯正治療を受けたいのですが…。
- 当院では、矯正歯科の専門性を有する医師が矯正治療に関するご相談を受け付けております。治療の流れや矯正装置について、見本をお見せしながら詳しくご説明いたします。
なお、矯正治療に関するご相談は、完全予約制とさせていただいておりますので、お手数ですが、必ずご予約をお取りくださいますようお願いいたします。
- 矯正治療を受けたいけれど、この年齢では遅いですか?
- 大人の方でも、問題なく矯正治療を受けていただけます。
当院では、小児矯正を受けられる患者さまより、成人矯正を受けられる患者さまのほうが多くいらっしゃいます。あきらめずに、矯正治療にチャレンジしてください!
- いろいろな歯医者さんで矯正治療の相談をしたいのですが…。
- なかには、「先日は○○歯科医院、今日はここで相談して、次は△△歯科クリニックへ行きます」という熱心な方もいらっしゃいます。
ひとりの患者さまを10人の医師が診たら、全員が異なる診立てをするのではないでしょうか。
セカンドオピニオンを求めることはとても大切ですが、さまざま医院で異なる意見を聞くと、頭が混乱することがあります。
いちばん大切なのは、「この先生なら安心して治療を任せられる!」という信頼できる医師を見つけることです。
- 矯正治療の開始時期や治療期間はどれくらいですか?
- 治療開始の開始時期や治療期間は、その方の年齢や症状によって異なります。
まずはご相談においでいただき、お口の中を拝見してからお答えいたします。
- 矯正治療では、必ず精密検査を行なうのですか?
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当院では、現在の問題点をしっかり把握・分析しなければ、十分な治療計画を立案するのは難しいと考えています。特に頭部X線規格写真(デジタルセファロX線撮影)による頭部計測は、必要不可欠です。
精密検査はどうしてもお時間を取られてしまいますが、その重要性をご理解いただけますと幸いです。
- 絶対に歯を抜きたくないのですが…。
- 進んで歯を抜きたがる方はいらっしゃいません。健康で問題のない歯であればなおさらです。
もちろん当院でも、できる限り歯を抜かない矯正治療を目指しております。しかし、健康で問題のない歯であっても、症状によっては抜くことで大きなメリットにつながることがあります。
大切なのは、「何を最優先に考えるのか」ということです。「歯はきちんと並んだけれど、口元が出てしまい、口と顔のバランスが悪くなってしまった…」。これでは抜かずに治療した意味がありません。歯を抜くことで、正中線(上下の歯の中心線)が合いやすい、口元・横顔のラインを整えやすい、などのメリットが生まれることもあるのです。
当院では、精密検査のときに術後の横顔をシミュレーションできますので、歯を抜くほうがいいと診断した場合には、そのシミュレーションを元にご納得いただけるようご説明し、患者さまのご希望に沿った治療計画を立案いたします。
- 永久歯が生えそろわないと矯正治療はできないですか?
- 骨格的な問題がある場合、おもに成長期に矯正治療を行ないます。永久歯になってから治療を始めても問題ない方もいらっしゃいます。 早期に治療を開始すれば、矯正装置の選択肢は広がります。また、早期にスペースを確保することにより、抜歯せずにすむ可能性が高くなります(症状によっては、抜歯が必要になります)。
- 歯の色が気になるのですが…。
- 矯正治療では、歯の色までは美しくなりません。
歯の変色にはさまざまなタイプがあります。併設の阿佐谷歯科医院にて、ホワイトニングやセラミック治療をご提供いたしますので、ご相談ください。
- 矯正治療中に、一時的に装置を外せますか?
- 結婚式やオーディションなどに合わせて、一時的に装置を外すことができます。
また、抜歯したすき間が目立つ場合は、仮歯を装着することもできます。
- 矯正の治療費が高いのでは、と心配です。
- 矯正治療は保険適用外となるので、治療費が高額になってしまいます。しかし、見た目の良さと全身の健康が手に入るというメリットを考えると、治療を受けていただく価値は充分あります。
当院では、治療前に総額をお見積もりいたしますので、おおよその目安を確認できるので、ご安心いただけると思います。分割払いも可能ですので、ご相談ください。
- 支払い方法は選べますか?
- お支払いの方法は、現金、各種クレジットカード、当院独自の分割払い制度からお選びいただけます。
少ない金額で長期のお支払いを希望される場合はスルガ銀行のデンタルローンをご利用ください。
詳しくは当院までお尋ねください。
デンタルローンについて当院ではスルガ銀行のデンタルローンを導入しています。 >
リスク・副作用
○矯正治療にともなう一般的なリスク・副作用
- 矯正治療の一般的な治療費は60万~150万円、一般的な治療期間は2~3年、一般的な治療回数は24~36回となります。使用する装置、症状や治療の進行状況などにより変化しますので、参考程度にお考えいただき、詳細は歯科医師にご確認ください。
- 機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
- 最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
- 治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生えそろっている場合は、一般的に1年半~3年を要します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~2年、永久歯がすべて生えそろったあとに行なう第2期治療で1~2年半を要することがあります。
- 歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
- 装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
- ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
- 治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
- 歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
- 装置を外したあと、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置を外したあと、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
- 顎の成長発育により、歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。
- 治療後に、親知らずの影響で歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。
- 加齢や歯周病などにより、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。
- 矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。
- 自費診療(保険適用外)となる場合は、保険診療よりも高額になります。
- 診査中はできるだけ顎を動かさないようにする必要があります。
- 人体に影響しない程度のごくわずかな被ばくがあります。
- 審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- ホワイトニングには、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。
- 色の白さの度合いには、個人差があります。
- ホワイトニング後、一定期間、色素の沈着が顕著になるとの報告がされています。
- ホワイトニング後、24時間は、着色物質(カレー・コーヒー・ワイン・タバコなど)の摂取を控えてください。ホームホワイトニング施術期間中も同様です。
- ホワイトニング処置中や処置後に、痛みや知覚過敏の症状が生じることがあります。
- ホワイトニングの薬剤に対してアレルギーのある方は、薬剤で口腔粘膜に異常が起こることがあります。その際は、すぐに使用を中止してください。
- ホームホワイトニングはご自分で行なうため、どのような仕上がりになるか予想がつきにくく、歯の白さの調整が難しくなります。
- ホームホワイトニングでの器具の使用方法や薬剤量などが正しく守れているかご自分での判断が難しい場合は、歯科医師または歯科衛生士に相談ください。
- 詰め物や被せ物が多い方は、ご自分の歯との色の差が目立つようになることがあります。その部分の色をご自分の歯に近づけることは可能ですが、時間と費用が必要です。
- 入れ歯や差し歯など、人工歯は白くできません。
- 被せ物を装着している歯には適用できません。
- 歯にひびが入っていると、薬剤の影響により歯髄にダメージを与えることがあります。
- 抗生物質の影響により歯の変色が著しい方は、ホワイトニングの効果が出にくい場合があります。
- 「無カタラーゼ症」の方は、薬剤に含まれる過酸化水素を分解する酵素がないため、ホワイトニングはできません。
- 薬剤の影響があるため、妊娠中や授乳中の方は控えてください。
- 審美治療としてセラミック治療を行なう場合、自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- 事前に根管治療(神経の処置)やコア(土台)の処置が必要となることがあります。
- 治療では歯を削ることがあります。また、知覚過敏を発症することがあります。
- 抜髄(神経の処置)や抜歯が必要になることがあります。
- 抜歯や外科処置をともなう場合、出血や腫脹(しゅちょう)を生じることがあります。
- 治療で歯肉を移植する場合、二次的な出血・疼痛・腫脹(しゅちょう)が見られることがあります。
- 治療後、自発痛、咬合痛、冷温水痛を生じることがあります。
- 歯ぎしり・食いしばりなどの癖や噛み合わせによっては、補綴物が破損することがあります。
- セラミック製の補綴物は、金属製の補綴物よりも歯を削る量が多くなることがあります。
- 噛み合わせ・歯ぎしりの強い方は、セラミックの破損を防止するため、マウスピースをおすすめすることがあります。
- 画像診断装置などで収集された画像や情報に対し各種処理を行ない、処理後の画像や情報を表示するなど、診断のために使用します。
- この機器を使用して行なうインプラント治療などは自費診療(保険適用外)となり、保険診療よりも高額になります。